ウォールバルーン 誕生と進化


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ウォールバルーン 誕生と進化

2020/08/27

1999年、森下の某有名なバルーン界の発明王さんから、四角い連結風船の相談をいただきました。

四隅で連結して、バルーンウォールを簡単に作れる風船のアイデアです。

画期的だったのは、表裏を違う色にして、リバーシブルにすることでした。なんと在庫(アイテム数)が半分で済みます。

早速検討に入り、接続は両面テープを使うことに決定。大きさはヘリウムガスを入れて浮くサイズで、なるべく小さいもの。

こうして、初代ウォールバルーンは2000年の初頭に完成しました。

 

早速使用していただいた、九州の有名なデコレーターさんの作品です。

こちらの画像を見るとリバーシブルという事が分かります。

最初のラインナップは

コード  表色/裏色

8305  銀/金

8312  白/黒

8336  赤/緑

8348 青/ピンク

左の83がウォールバルーンを表すコード、右の2桁が色コードです。

どんな決まりか分かりますか?

ヒントは、当時の弊社常務が競馬好きだったという事です(笑)

 

ところが、発売してすぐに表裏が違う色についての不満がお客様から殺到 (;^_^

すぐに単色も作ることにいたしました。

 

発売直後に開催された日本バルーン協会のニューイヤーズバルーンコンベンションにて、当時の会長のMさんの要望で、巨大なバルーンウォールを提供。

社員総出で膨らまし作業を行いました。

縦17枚×横41枚 総数なんと697枚 大きすぎて通常のカメラでは全景撮影できませんでしたー

サイズは縦4.8m×横11.5m ヘリウムガスを入れて自立させました。

大きさが実感できる画像を入れましょう。

同コンベンションのプロダクトショーケースには教会のオブジェを展示。

これも大評判となり、ウォールバルーンは順調な売り上げを開始することができました。

 

特に、当時高さ制限のなかったギフトショーでは、毎回超弩級のオブジェをブース上空に浮かし、来場者の度肝を抜いたのでありました。

  

 

 

 

カラーも徐々に増えて行きましたが、印象的だったのは2008年に透明色を加えたことでしょう。

これにより、ステンドグラスのようなデザインも可能になりました。

ステンドグラスではありませんが、撮影用に配送センター入り口に設置したインベーダーは良い思い出です。

そして2009年、満を持して登場したのがウォールバルーンアドバンス。

型の形状を見直し、バルーンとバルーンの隙間をほとんど無くすことに成功しました。

2009年の弊社カタログより

 

間仕切りとしての使用法も見据え、断熱効果や覗き防止に有効です(^▽^)/

 

その経験は、2010年に発売されたエアビルダーにもしっかりと生かされております。

 エアビルダー:シモジマ心斎橋店ディスプレイ

 

ウォールバルーンは、イベントの背景を簡単にそしてデラックスに飾ることができ、一般のパーティーはもちろん、テレビの歌番組にもたびたび使われ、好評をいただいております。

 

そしてもちろん、企業ロゴやドット絵も作ることができ、SPツールとしても高い評価をいただいております。