ゴム風船へのヘリウムガス使用時にだめな事とは?注意したいポイントを解説


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ゴム風船へのヘリウムガス使用時にだめな事とは?注意したいポイントを解説 | エスエージーバルーンズ|SPツールや販促ツールなら

ゴム風船へのヘリウムガス使用時にだめな事とは?注意したいポイントを解説

2024/07/12

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ゴム風船にヘリウムガスを使う時にだめな事とは?

ゴム風船にヘリウムガスを使用する際、だめな事や注意したい事とはどのような事でしょうか。

 

ヘリウムガスを使ったゴム風船は昔も今も変わらない、人気のアイテムです。

 

色とりどりのゴム風船が浮いているだけで、特別な空間が演出され、幼い頃に胸がときめいた経験のある方も少なくないのではないでしょうか。

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ゴム風船を浮かせる際には、ヘリウムガスを使用します。ボンベや缶に重鎮されたヘリウムガスをゴム風船に注入し、しっかりと口を縛れば完成!手軽に作る事ができる点も魅力です。

 

しかしヘリウムガスと聞くと、一部のお客様から「怖いものなのでは?」とご心配のお声をいただく事があります。ガスという響きから爆発したり、燃えたりする印象があるのかもしれません。

 

実はヘリウムガスは不燃性ガスであるため、燃焼・爆発する事はありません。とはいえ、ヘリウムガスは高圧状態で重鎮されているので、物理的な安全性のため取り扱いには注意が必要なほか、いくつか気を付けたい事があります。

 

今回のコラムでは、ヘリウムガスを使用する時に気を付けたい「やってはだめな事」について、バルーンメーカーのエスエージーバルーンズが解説します。だめなポイントを抑え、ヘリウムガスを安全に、楽しく使いましょう!

 

ヘリウムガスの安全性について

バルーンで使用するヘリウムガスについて、もう少し詳しくご説明しましょう。

 

ヘリウム自体は自然界に存在する平凡な物質ですが、非常に軽い気体のため、普段我々が吸う空気には含まれていません。

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前述しましたが、ヘリウムガスは非可燃性ガスであり、火が近づいても引火したり爆発したりする事はありません。軽い気体としてヘリウムガスの他に水素が挙げられますが、水素は可燃性であるため、燃えてしまいます。事故の原因となりますので「風船に水素を使うのはだめ」です。

 

安全なガスである、という事にホッとされた方も多いのではないでしょうか。

 

ヘリウムガスはバルーンショップで注入してもらえるほか、自分で使用したい場合には通販サイトやバルーンショップ、バルーンメーカーなどでお買い求めいただけます。当社でも取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

これはだめ!絶対にやってはいけない事

「これはだめ!」という、風船用のヘリウムガスを使用する際の「絶対にやってはいけない事」をご紹介します。

 

絶対だめな事、それは「ヘリウムガスを吸う事」、「分解されない部品をつけてのバルーンリリース」の2点です。

 

このふたつは健康を害するリスクや、環境への悪影響がありますので、ヘリウムガスを利用したゴム風船をお使いになる際はご注意ください。

 

ここではふたつの「だめな事」について詳しくご紹介します。しっかりとご確認いただき、安全にゴム風船をお楽しみください。

 

1.風船用のヘリウムガスは絶対に吸わない

ヘリウムガスを吸って声を変える…そんな遊び方をご存知の方も多いかと思います。

 

声は息で喉に振動音を発生させ、響かせる事で発声ができる仕組みなのですが、この息(空気)が通り抜ける速度が速いと声が高くなる性質があります。ヘリウムガスを吸いこむと、ヘリウムガスは空気よりも密度が低いので、声を出した際、いつもの約3倍の速度でガスが喉を通り抜け、高い声が発生するのです。

 

ヘリウムガスは無味無臭で人体に影響のないガスではありますが、風船用のヘリウムガスには酸素が含まれていないため、たくさん吸い込むと酸欠状態となり、呼吸困難となるリスクがあります。

 

最悪の場合死に至る可能性がありますので、「風船用のヘリウムガスは絶対に吸ってはだめ」なのです。

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※変声用のグッズとして販売されているヘリウムガスは酸素が含まれていますので、問題ありません。

 

吸い込むほか、締め切った部屋でヘリウムガスをたくさん使うような場合にもご注意ください。

 

また、使い切る前にボンベや缶に穴をあけたりノズルを外したりしないようにしましょう。中のガスが一気に噴出してしまい、室内で使用した場合は酸素濃度が低下する可能性があります。最後まで使い切ってから、処分するようにしましょう。

 

空になったバルーンタイムの廃棄方法について

2.バルーンリリースはゴム風船だけをリリースする

ゴム風船を使ったバルーンリリースは特別感のあるイベントとして人気がありますが、リリースする際は「ゴム風船に何もつけていない状態」であることが重要です。

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ゴム風船は天然素材であるため、リリース後は自然に分解されますので環境に影響はないと考えられていますが、分解されない素材の部品などをつけてしまうと環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

ヘリウムガスでゴム風船を膨らませた後に風船の口を縛り、そのままリリースすれば、環境負荷を抑えることができます。バルーンリリースは「何もつけず、ゴム風船のみをリリース」しましょう。

 

もしどうしても持ち手や紐が必要な場合は、必ずバルーンリリース用の商品を使用してください。土や水で分解されないプラスチック、リボン等の使用は絶対におやめください。

 

だめではないけど注意したい3つのポイント

「だめ」とまでいきませんが、その他にも使用時に注意したいポイントについてご紹介します。特にゴム風船ならではの注意点もありますので、ぜひご確認ください。

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1.ヘリウムガスを入れるタイミング
ゴム風船は少しずつガスが抜けてしまう為、滞空時間は数時間から半日程度と大変短いため、あまりにも早くに注入してしまうと、必要な時にガスが抜けて使えなくなってしまう場合があります。ヘリウムガスは使用する直前に注入すると良いでしょう。
また、ゴム風船の結び目がゆるいと早くしぼんでしまうため、膨らませた後はしっかりと結ぶようにしてください。

長期間にわたって使いたい場合は、ゴム風船ではなくフィルムタイプの使用をおすすめいたします。

 

2.膨らませすぎない
ヘリウムガスを注入しすぎるとゴム風船が破裂しだめになってしまう場合もありますので、吹後サイズを確認し、適量を注入してください。

 

3.使用するガス缶の種類に注意
ヘリウムガスは便利なスプレー缶タイプや大容量のボンベタイプなど、様々な商品が販売されていますが、ゴム風船をふくらませるためには、スプレー缶タイプのヘリウムガスは圧力が足りないため使用できません。
200Lや400Lといった表記がある使い捨てヘリウムガスボンベ、またはレンタルの大容量ガスボンベをご利用ください。

 

また、当たり前ではありますが、ガスを注入したゴム風船は何もしなければ飛んで行ってしまいますので、ウェイト(重り)なども用意しておくと安心です。

 

当社では、ヘリウムガスのほか、風船に欠かせないアイテム(スティック、ウェイト、ポンプ等)も多数ご用意がございます。ゴム風船のご注文と合わせてご相談ください。

 

ヘリウムガスを上手に使ってゴム風船を楽しみましょう

ヘリウムガスはゴム風船の魅力を更に高められるアイテムです。

 

今回はゴム風船でヘリウムガスを使う際の「だめな事」や、だめではないけど注意していただきたいポイントについてご紹介しました。

 

繰り返しになりますが、風船用のヘリウムガスには酸素が含まれていないため、変声など用途と異なる使い方をすると事故の原因を引き起こす可能性があります。「風船用のヘリウムガスを吸引するのはだめ!」とご認識頂けますと幸いです。

 

また、バルーンリリースをお楽しみいただく際、環境負荷が懸念されるため「ゴム風船以外のものをつけてリリースするのはだめ」とご承知おきください。

 

当社エスエージーバルーンズはゴム風船、そしてフィルムタイプの風船などを製造・販売しております。独自性あふれるユニークなオリジナル商品も多数販売していますので、イベント会場の装飾やSPツールとして是非ご利用ください。

 

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