ヘリウムガスを使った風船を長持ちさせる方法を解説!
空中をフワフワと浮かぶ「ヘリウムガス入りの風船」は、ゴム風船・フィルムバルーンともに大人気のアイテムです。
しかし、空気を注入した場合と比べると、ヘリウムガスを使った風船の寿命は短いため、「もっと長持ちさせる方法はないの?」と、長持ちさせる方法にご関心をお持ちの方は少なくありません。
ヘリウムガスは身近で購入できるとは言い難いアイテムですし、空気と比べて費用もかかるのでできるだけ長持ちさせたいですよね。
今回は風船がしぼむ原因と、ヘリウムガスを使った風船を長持ちさせるためのポイントを、エスエージーバルーンズが解説します。ぜひ最後までご覧ください!
ヘリウムガスを使った風船はどのくらい持つ?
長持ちの方法の前に、「そもそもヘリウムガスを使った風船はどのくらい持つの?」と、寿命に関して疑問に感じられる方も多いのではないでしょうか。
ヘリウムガスを使った場合の寿命は、一般的に以下の通りです。
ゴム風船(ラテックスバルーン):数時間〜半日程度
フィルムタイプ:数日〜1か月程度
※ヘリウムガスを使用した場合、寿命は使用環境によって左右されるため、上記の寿命よりも短い場合があります。
ヘリウムガスを使った風船を長持ちさせる方法
ヘリウムガスが使える風船にはゴム風船やフィルムバルーンなどの種類があります。
いずれのタイプでも、ヘリウムガスを使って浮かせられる時間には限りがあり、上述の通りゴム風船の場合は数時間、フィルムバルーンの場合は1週間程度となります。
このため、ヘリウムガスを使った風船は長持ちしにくいアイテムと言えるでしょう。
しかし、ヘリウムガスを使った場合でも、長持ちさせられる方法はあります。
ここでは、ヘリウムガス入りの風船を長持ちさせる方法をご紹介します。
1.直射日光を避け、気温が安定した場所で楽しむ
最初に、最適な使用環境についてご紹介します。
この方法は、決して本来の寿命を超えて長持ちさせる方法ではありませんが、ヘリウムガスを使った風船本来の寿命をしっかりと楽しむために気を付けたいポイントとなります。
- 1.直射日光を避ける
- 2.高温(あるいは低温)の環境を避ける
- 3.気温の変化が少ない所で使用する
- 4.空調など、風を受けない場所で使用する
ヘリウムガスは、気温や気圧などの変化によって膨張、収縮する性質があります。このため、気温の変化が大きい場所での使用は避け、安定した環境での使用をおすすめします。
(例えば、涼しい部屋でヘリウムガスを注入し、高温の環境に風船を移動させると、ヘリウムガスが膨張し、破裂する恐れがあります。逆に、高温から低温へ移動させると、ヘリウムガスが収縮し、まるでしぼんだような状態になる場合もあります。)
また、冷暖房の風が直接当たる場所では風船が揺れ、ガスが早く抜けてしまう場合があります。飾り付ける時は風が当たらない場所を選ぶと安心です。
「寿命よりも早く落ちてきてしまった」、このような場合には使用環境を確認してみてください。
2.風船にヘリウムガスを充填して長持ちさせる(フィルムタイプの場合)
フィルムタイプの風船はナイロン系のフィルムで作られており、逆止弁によって気体が抜け漏れにくい構造をしているため、ゴム風船よりも長持ちします。
しかし、気密性の高いフィルムタイプであってもヘリウムガスは少しずつ抜け、時間の経過によって浮力が失われます。
「浮かなくなったらもうおしまい?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、フィルムタイプの風船は丈夫な素材で作られているため、ヘリウムガスを充填することで繰り返しお楽しみいただけます。
充填用のヘリウムガスも販売されていますので、長持ちさせたい場合や、長期間浮いているフィルムタイプの風船を楽しみたい場合は、ご用意されることをおすすめします。
当社のオンラインショップでも充填用ガス、またフィルムタイプの風船を販売しています。ぜひご覧ください。
ヘリウムガスが無い場合は空気をストローなどで吹き込みお使いいただくことも可能です。(ただし、この場合は風船は浮きません)
3.長持ちさせる専用アイテムを使用する(ゴム風船の場合)
ゴム風船は天然ゴムで作られています。生地には目には見えない微細な穴があり、その穴や縛った口から少しずつヘリウムガスが抜けてしまいます。気密性の高いフィルムタイプと異なりゴム風船は浮遊できる時間が短く、また再利用が難しいアイテムです。
そんな特徴を持つゴム風船ですが、長持ちさせられる方法はあります。
それは、専用のコーティング剤を使用する方法です。(製品例としてはハイフロートが挙げられます。)
ゴム風船を膨らませる前にコーティング剤を使用すると生地に薄膜が形成されます。このコーティングによって注入したヘリウムガスが抜け漏れにくくなり、浮遊時間を大幅に伸ばすことができるのです。
バルーンショップでは購入した商品へのコーティング剤の使用に対応している店舗もありますので、長持ちさせたい場合には、購入予定のショップに問い合わせをしてみることをおすすめします。
当社のピュアフォイルは長持ち!パンパンな状態を1ヶ月以上キープします
「もっと長くパンパンな状態をキープできるバルーンが欲しい…」
バルーンデコレーターや、POP、イベントプロモーションなどで風船をお使いになったことがある方なら、誰でも一度は「長持ちする風船が欲しい」と思った経験があるのではないでしょうか。
エスエージーバルーンズのピュアフォイルバルーンは、ヘリウムガスでパンパンの状態を1ヶ月以上キープするハイエンド商品です。小ロットの名入れ印刷(シルク印刷)にも対応しておりますので、SPツールとしてもおすすめです。
ピュアフォイルバルーン
形状 | サイズ | カラー展開 |
ラウンド |
45cm |
8色 (シルバー、ディープゴールド、サファイアブルー、パールライトブルー、レッド、マゼンタ、ホワイト、パールピンク) |
ハート |
6色 (パールピンク、レッド、マゼンタ、パールライトブルー、ホワイト、シルバー) |
※2025年6月現在の商品情報となります。
ピュアフォイルバルーンは個人のお客様にもご購入いただけます。当社オンラインショップでも取り扱いがございますので、ぜひ一度ご覧ください。
ヘリウムガスを使用する時の注意点
ヘリウムガスは不燃性で無害な気体のため、風船に使うガスとしては安全性の高いものです。安心してお使いいただけますが、使用時にはいくつかの注意点があります。
(1)絶対に吸い込まない
風船用のヘリウムガスは酸素を含まないため、吸い込むと酸欠や窒息など、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。絶対に吸わないようにしましょう。(変声用のヘリウムガスとは成分構成が異なりますので、絶対に吸い込まないようにしてください)
(2)高温に注意(高圧容器の場合)
ヘリウムガスそのものは不燃性ですが、ボンベ内のガスは加圧されていますので、ボンベを火に近づけたり、高温になる場所に置いたりしないでください。破裂する危険性があります。
(3)バルーンリリースをする場合はゴム風船だけを飛ばす
結婚式などのイベントでバルーンリリースは人気ですが、行う際は「風船だけ」を飛ばすようにしてください。(ゴム風船は天然樹脂なので自然に分解しますが、紐等などの装飾品は分解しない場合があります。)
お使いになる前に取り扱い方法を確認し、安全に楽しみましょう!
ヘリウムガスや風船のお買い求めはエスエージーバルーンズまで♪
ヘリウムガスを使った風船を長持ちさせる方法や、使用上の注意点をご紹介しました。
フワフワと空中を浮く風船は、非日常を演出する特別な存在なので、長持ちさせたい!と思われる方は少なくありません。今回ご紹介した内容をご参考に、長持ちさせてたっぷりとお楽しみください。
当社はバルーンメーカーとして、ゴム風船・フィルムバルーン・ヘリウムガスの販売も行っています。個人のお客様は当社の製品をオンラインショップでお買い求めいただけますので、ぜひご利用ください。
また、企業様向けにオリジナル形状の風船製作まで対応しています。小さな装飾用バルーンから、店頭演出やイベント用の大型バルーンまで、幅広くご相談いただけます。SPツールで風船をご検討されていましたら、ぜひお気軽に当社までご相談ください。
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