風船の保存と劣化について解説！長持ちさせる方法とは？
お誕生日などのイベントで、空間を特別に彩る風船はとっても人気のアイテムです。イベントの他にも販促ツールやライブなどでもよく使われていますので、外出先で貰った経験をお持ちの方も多いと思います。
しかし、風船が余ってしまった場合や記念品として残しておきたい場合、どのように保存したら良いのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「久しぶりに風船を取り出したら、なんだか収納前と違う気がする…」
「残っていたものを使おうと思ったら使えなくなっていた」
不適切な方法で保存してしまうと、風船が劣化して使えなくなってしまう場合があります。
今回は風船メーカーのエスエージーバルーンズが、劣化した風船の状態や、長持ちさせる保存方法について詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください！
風船は劣化する？素材ごとに解説
最初に「劣化した風船の状態」について、ゴム風船とフィルムバルーンに分けて解説します。
●ゴム風船の劣化
ゴム風船は光（紫外線）や湿度、温度の影響を受けやすいため、劣化しやすいアイテムです。以下にて劣化した状態をご紹介しますのでご参考ください。
（1）表面がベタつく
高温や湿気の影響でゴムが溶けたような状態になり、風船同士がくっつくことがある。
（2）硬くなる
ゴムの弾力が失われ、膨らませるのが難しくなる。膨らませても破れやすい。
（3）独特の臭いが発生する
劣化が進むと、製造過程で使用された揮発性の物質によって特有の臭いを発します。
劣化したものを膨らませようとしても、膨らませている最中に割れてしまうことがあります。このため、長期保管後は使用前に状態の確認をすることをおすすめします。
●フィルムバルーンの劣化
フィルムバルーンは生地が丈夫なため、基本的には劣化しにくいアイテムです。
しかし、本体や逆止弁（注入した空気が抜け漏れにくくする部品）が破損すると使えなくなります。破損すると修復が難しいため、取り扱いには注意が必要です。
風船の正しい保存方法と劣化を防ぐ保管のコツ
風船の劣化を防ぎ、長く楽しむためには適切な保存方法で保管することが大切です。
以下にて、種類別に保存方法をご紹介します。
●ゴム風船の保存方法（未使用品の場合）
ゴム風船は高温多湿の環境や紫外線などで劣化しやすいため、袋にまとめて冷暗所で保管します。袋はジッパー付きのものが大変便利です。空気を抜き、袋の口をしっかりと閉めて保存しましょう。
適切な保存方法であれば、1年程度は問題なく使用できると考えられます。しかし、時間の経過によって劣化は進むため、お使いになる前に製品の状態をご確認ください。
一度膨らませたゴム風船の保存方法も同様ですが、再利用が難しいケースがほとんどです。詳しくは後述の「風船の再利用について」をご覧ください。
●フィルムバルーンの保存方法
フィルムバルーンは生地が丈夫なので、保存は簡単です。
フィルムバルーンの逆止弁にストローを優しく差し込んで空気をしっかりと抜き、丁寧にたたんで保存してください。
そのままの状態でも保存できますが、フィルムが破れてしまうと再利用できなくなるため、袋やケースに入れておくと安心です。空気を抜く際に使用したストローも再利用の際に使用できますので、一緒に保存することをおすすめします。
風船の再利用について
一度膨らませたことのある風船は、再利用できるのでしょうか。
イベントなどで手に入れたものなど、お気に入りの風船は保存して残しておきたいですし、再利用したくなる方も多いと思います。
一度膨らませたことのある風船の再利用の可否は、種類によって異なります。
●再利用について
| 種類 | 再利用について |
| ゴム風船 | 空気を抜いた直後であれば、再度膨らませられます。しかし、生地が伸びてしまうため、時間が経過したものは基本的に再利用できません。 |
| フィルムバルーン | 本体や逆止弁が破損していなければ再利用はできます。 |
ゴム風船の場合、残念ながら再利用は難しい場合がほとんどです。
しかし、膨らませる以外にもケースに飾って楽しむなどの活用方法があります。
以下のコラムでは、ライブやイベントなどで入手した風船のディスプレイアイディアなどをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ライブなどのイベントで手に入れた風船の保存方法や飾り付け方について
風船を上手に保存し、長くお楽しみください！
風船の適切な保存方法についてご紹介しました。今回ご紹介した内容をご参考に、風船を長くお楽しみください。
エスエージーバルーンズでは、個人のお客様向けにパーティーや記念日の装飾にぴったりの商品をオンラインショップにて販売しております。ぜひご覧いただき、ご利用ください！
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