
風船の印刷方法をわかりやすく解説します!
風船に名入れやデザインを施す際には、目的や素材に合わせて最適な印刷方法を選ぶことが大切です。エスエージーバルーンズでは5つの印刷方法に対応しており、それぞれ仕上がりや適した素材が異なります。
以下の表では、弊社が扱う印刷方法を比較し、対応する風船の種類・印刷の仕方・特徴をまとめました。用途に合った方法を選ぶ際の参考にしてください。
| 印刷の種類 | 対応する風船の種類 | 印刷の仕方 | 仕上がり |
|---|---|---|---|
| シルク印刷 | ゴム風船・フィルムバルーン | 版を使ってインクを押し出す方法 | インクがしっかり乗るため、細線も再現しやすく発色の良い仕上がりになる。 |
| オフセット印刷 | ゴム風船 | 凸版樹脂版を使った方法 | シンプルでベタの少ないデザインは比較的きれいな仕上がりに。ベタが多いとカスレやにじみが出ることがある。 |
| グラビア印刷 | フィルムバルーン | 版の凹部にインクを入れて転写する方法 | 写真の再現が可能で高精細な仕上がり。 |
| デジタル印刷 | フィルムバルーン | 版を使わず、データを直接プリントする方法 | 写真の再現が可能で、版ズレのない美しい仕上がり。 |
| インクジェット印刷 | フィルムバルーン | インクを直接吹き付ける方法 | インクが剥がれやすく、試作向き。 |
印刷に対応している2種類の風船
印刷に対応している主な風船は、「ゴム風船」と「フィルム(アルミ)バルーン」の2種類です。
それぞれ素材・見た目・コスト・適した場面が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
| 種類 | ゴム風船 | フィルムバルーン |
|---|---|---|
| 素材 | 天然ゴム(ラテックス)
|
ポリエチレンやナイロンなどのプラスチック素材
|
| 見た目 | マットで柔らかい質感 | 光沢がありフィルム特有のハリがある質感 |
| コスト | 低コスト | 比較的高め |
| 適した場面 | コストを抑えて大量に用意したい場面 例:短期装飾、大量配布のノベルティ |
デザイン性やアイキャッチを重視した演出をするときや、長期間使用する場面 例:販促POP、ライブ、推し活、長期装飾 |
使い分けのポイントは、短期間の使用でコストを重視するならゴム風船、耐久性や見た目を重視するならフィルムバルーンといった基準で選ぶと、用途に合った風船を判断しやすくなります。
ここからは、それぞれの風船の特徴や適したシーンについて、さらに詳しく解説していきます。

低コストで大量配布に適したゴム風船
ゴム風船は低コストで製作できるため、企業ロゴや文字をプリントし、イベントなどのノベルティとして大量配布したい場合に適しています。
印刷方法は主にシルク印刷とオフセット印刷があり、色数やロット数に応じて使い分けます。
| 印刷方法 | 色数 | ロット数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シルク印刷
|
通常1色 ※2色まで対応可 ※特色指定可 |
小~中ロット向き | インクが厚く盛られるので、絵柄がはっきりと表現できる。 色数が増えると価格が上がるため、単色のロゴや名入れ向き。 |
| オフセット印刷
|
通常1色 ※3色まで対応可 |
大ロット向き | 低価格なため、シルク印刷と比べて手軽。 ただし、膨らませたときに絵柄が薄く見える場合があり、広範囲にベタ塗りのあるデザインには不向き。 |

高級感と耐久性に優れたフィルム(アルミ)バルーン
フィルムバルーンは、高級感のある見た目や鮮やかな発色、優れた耐久性を備えているため、企業広告や販促アイテムとして非常に効果的に活用できます。
主な印刷方法は、シルク印刷・グラビア印刷・デジタル印刷の3種類となり、色数・ロット数・印刷範囲によって最適な方法が異なります。
| 印刷方法 | 色数 | ロット数 | 印刷範囲 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| シルク印刷
|
1色~ ※特色指定可 |
小ロット | 既製品風船へプリントする場合は印刷範囲に制限あり | 色数が増えると価格が上がるため、ロゴやシンプルなイラスト向き。 |
| グラビア印刷
|
フルカラー ※特色指定可 |
大ロット | 全面可 | 細やかなデザインや写真など、特色や色数を多く使用する場合に適している。立ち会い校正が必要。 |
| デジタル印刷
|
フルカラー ※特色指定不可 |
小~中ロット | 全面可 | デザインの細部まで表現できる。小ロット、多品種向き。事前に本紙・本機校正の提出が可能。 |
あらかじめ、デザインの内容とロット数を確認しておくことで選びやすくなります。
エスエージーバルーンズでは、ご注文内容にあわせて最適な方法をご案内しています。どれを選べばよいか迷った際は、お気軽にご相談ください。


オリジナルデザインを印刷して風船を作るときの注意点
ここまで、風船の種類ごとに印刷方法をご紹介してきました。印刷のイメージもより具体的になってきたのではないでしょうか。
しかし、実際に製作を進める際には、事前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。
たとえば、印刷方法による仕上がりの違いや色味の再現性、用途に合った耐久性、さらにはロット数によるコストの変動などです。こうした点を把握しておかないと、「思っていた仕上がりと違う」「予想よりコストが高くなってしまった」などのトラブルにつながる可能性があります。
満足度の高い仕上がりにするためにも、発注前にしっかりと確認しておきましょう。

データ入稿時のファイル形式とデザイン作成時のポイント
風船への印刷をご希望の場合は、所定の形式(AI形式)でデザインデータをご準備ください。ここでは、弊社へデータをご入稿する際のポイントを解説します。
- ・Adobe Illustrator(AI形式)のテンプレートをご提供しますので、そちらに沿ったデザインデータを作成してください。
- ・フォント崩れを防ぐために、文字は必ずアウトライン化してください。
- ・写真の解像度は350dpi以上のもので、サイズは原寸でご用意ください。
※ゴム風船の場合、1色の名入れであれば白地に黒の原稿(鮮明なものであればコピーも可)でも受け付けております。
データを作成したら、ご入稿前に以下を確認しておくと安心です。
- ・所定のファイル形式で作成しているか
- ・文字をアウトライン化しているか
- ・写真の解像度やサイズは問題ないか
- ・線の太さや文字のサイズは問題ないか
- ・色の設定を誤っていないか
データの不備は仕上がりトラブルや納期の遅れにもつながるため、十分に確認しておきましょう。

風船の印刷発注前に確認すべきポイント
続いて、風船の発注前に確認しておきたいポイントをご紹介します。あわせて、各項目の理由もご確認ください。
| 確認項目 | 内容・理由 |
|---|---|
| 耐久性 | 使用期間・設置場所(屋内外)に適した素材かを確認します。用途に合わない種類の場合、破損やしぼみの原因になります。 |
| 納期 | 印刷方法によって必要日数が異なるため、データ入稿から納品までのスケジュールが間に合うか確認しましょう。 |
| ロット数 | ロット数によって単価が大きく変わる可能性があります。希望数量が製作可能か、コスト効率の良いロット数かを確認しましょう。 |
| 色数 | 選んだ印刷方法で希望するデザインを再現できるか確認しましょう。 色数が増えると価格が上がる場合もあるため注意が必要です。 |

印刷方法ごとに異なる風船の仕上がり
風船は、印刷方法や素材によって仕上がりが異なります。
下の比較画像では、ゴム風船にシルク印刷とオフセット印刷を施した場合の違いを示しています。シルク印刷はインクに厚みが出るため、オフセット印刷よりも鮮明でくっきりとした仕上がりになります。
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フィルムバルーンの場合も、シルク印刷はインクが厚く盛られるため、発色よく仕上がります。一方、デジタル印刷やグラビア印刷は、繊細なデザインを綺麗に仕上げられるものの、フィルムバルーンの地色の影響を受ける場合があるため注意が必要です。

このように、同じ風船の種類でも、印刷方法によって仕上がりイメージが異なります。発注前に十分に確認しましょう。
風船に印刷するときの内容別発注の流れ
風船に印刷する場合、既製品にロゴや文字を印刷する「名入れ風船」、弊社保有の金型から形を選び、オリジナルデザインを印刷する「セミオーダー」、金型から完全オリジナルで製作する「オーダーメイド」では発注の流れが異なります。
以下に、エスエージーバルーンズでの基本的な手順をまとめました。
| 種類 | 名入れ風船 | セミオーダー | オーダーメイド |
|---|---|---|---|
| STEP1 | 種類・サイズ・色を選んで問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
| STEP2 | お打ち合わせ→見積り作成 | お打ち合わせ→見積り作成 | お打ち合わせ→見積り作成 |
| STEP3 | 仕様決定 | 仕様決定 | 仕様決定 |
| STEP4 | データ入稿・発注 | サンプルで絵柄や色などを確認 | ホワイトダミー試作(形状確認) |
| STEP5 | 製造・納品 | データ入稿・発注 | データ入稿・発注 |
| STEP6 | – | 製造・納品 | 製造・納品 |
| 補足 | フィルムバルーンは3Dバルーンシミュレーター(R)で仕上がりの確認が可能 | ラフスケッチや写真があると進行がスムーズ | |
名入れ風船またはセミオーダーをご検討の場合は、弊社オリジナルの3Dバルーンシミュレーター(R)をご利用いただくことで、仕上がりイメージを手軽に確認できます。デザインの検討や調整にも役立ちますので、ぜひ活用してみてください。

風船の印刷方法を理解してオリジナルバルーンを製作しよう!
オーダーメイドで完全オリジナルバルーンを製作すれば、形状から印刷デザインまでこだわりを反映でき、唯一無二のバルーンを製作できます。そのため、一般的なバルーンと比べて存在感を発揮できます。
さらに、どのような場面で使用するのかを踏まえてデザインや形状を検討することで、より目的に合ったバルーンに仕上がります。
一方で、自由度が高いからこそ、どのように仕様を検討していけばよいか迷ってしまう方も少なくありません。

エスエージーバルーンズでは、長年のバルーン製造で培った経験をもとに、最適なご提案を行っております。工程や注意点を丁寧にご説明しながら進めていくため、初めて完全オリジナルバルーンを製作する方も、安心してご注文いただけます。
さらに、多くの金型を保有しているため、ロゴ入れや名入れはもちろん、既存の型を活用したセミオーダー制作にも対応でき、コストを抑えながらオリジナル性の高い風船を製作することが可能です。
少しでも気になる点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ窓口】
TEL 03-3624-2641
受付時間 9:00~17:00(平日)
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