
フィルムバルーンへ印刷する4つの方法と用途別の選び方
フィルムバルーンは表面がなめらかで印刷との相性が良く、ロゴや文字、写真もきれいに再現できる点が魅力です。印刷方法(印刷内容)によって対応できるデザインや適したロット、用途などが異なるため、目的に応じて選ぶことが重要です。
弊社でフィルムバルーンに対応している4つの印刷方法を、以下の表にまとめました。
| 印刷方法 | 主な特徴 | 適したロット | このような方におすすめ |
|---|---|---|---|
| シルク印刷 | 発色が良く、線・文字も鮮明に表現できる | 小ロット(100~1000個程度) | ・色数が少ないシンプルなデザインをご希望の方 |
| グラビア印刷/フレキソ印刷 | 写真や細部まで高精細な再現が可能 | 大ロット(3000~5000個以上) | ・大量発注でコストを抑えたい方 ・写真やフルカラーデザインを印刷したい方 |
| デジタル印刷 | 版が不要で、実機による校正(本機校正)が可能 | 小ロット~中ロット(500~3000個以下) | ・写真やフルカラーデザインを印刷したい方 ・多品種や複数デザインを展開したい方 ・色の仕上がりを事前に確認したい方 |
| インクジェット印刷 | 少量・個別対応が可能で、試作・サンプル製作に適している | 1個~数個 | ・企画資料やプレゼン用に試作をしたい方 |
今回のコラムでは、各印刷方法の特徴や選び方などを、詳しくご紹介します。

コストバランスに優れたシルク印刷
シルク印刷は、版を使ってインクを押し出す印刷方法です。
線や文字を鮮明に表現できるのが特徴です。インクの発色が良く、特色指定にも対応しているため、コーポレートカラーを使ったロゴやシンプルなデザインに適しています。そのため、ブランド名や店舗名などを周知する際、ノベルティや店頭POPなどに活用できます。
一方で、色数が増えるほどコストが上がる点や、既製品への印刷時は周囲に余白が必要となる点には注意が必要です。

高精細な仕上がりを実現するグラビア印刷/フレキソ印刷
グラビア印刷は、版の凹部にインクを入れて転写する印刷方法です。
高精細な表現が可能で、安定した品質で仕上げられる点が特徴です。特色指定やフルカラーにも対応しており、写真や細かなデザインを美しく再現できます。
また、全面印刷や3000個以上の大ロット製作に適しているため、大規模なプロモーションや統一展開が求められる販促・キャンペーン用途で多く採用されています。
フレキソ印刷は、版の凸部分にインクを付着させて転写する方法です。グラビア印刷の対応ロットよりもさらに多い場合や、ヘリウムガス用のオリジナル形状バルーン、大型のバルーンを手配する際に用いられます。
これらの印刷方法は、小ロットではコストが高くなりやすいため、あまり適していません。また、量産時の品質を安定させるために、現地での立ち会い校正が必要です。

小ロット・多品種に対応するデジタル印刷
デジタル印刷は、版を使用せずデータを直接フィルムバルーンに印刷する方法です。
版ズレが少なく、安定した仕上がりが得られる点が特徴です。フルカラーに対応しており、写真やグラデーションなどのデザインも再現できます。また、本機校正で実際の仕上がりを事前に確認できるため、完成品とのギャップを抑えやすい点もメリットです。多品種のご注文や複数デザインの同時展開にも適しています。
一方で、コスト効率の面から500個以上、3000個以下の製作に向いています。

試作や短納期に適したインクジェット印刷
インクジェット印刷は、インクをフィルムバルーンに直接吹き付けて印刷する方法です。
版を使用しないためスピーディーに対応でき、1個から注文可能です。フルカラーに対応しており、試作品やプレゼン用途に適しています。
一方で、インクの定着性が比較的弱く、水分や摩擦に対する耐久性は高くありません。そのため、屋外や長期間の使用には向いていません。また、既製品へ印刷する場合は印刷範囲に制限がある点にも注意が必要です。

印刷できるフィルムバルーンの種類
エスエージーバルーンズでは、シルク印刷に対応した既製品のフィルムバルーンをご用意しております。さらに、よりオリジナリティを重視したい場合は、セミオーダーやフルオーダーでの製作も対応可能です。
まずは、手軽に導入しやすい既製品の中から、販促シーンにおすすめのフィルムバルーンをご紹介します。
●ピュアカットバルーン


ラウンド型・ハート型・星型の形状があり、豊富なサイズ・カラー展開が魅力です。
近年ではスティックを付けた手持ちタイプのバルーンが人気で、ノベルティやテーマパーク、推し活のグッズとしても活用されています。
※サイズ別のカラーリストはこちらよりご確認いただけます。
●ピュアフォイルバルーン


30日以上の浮遊が可能なフィルムバルーンです。特殊なガスバリアコーティングにより、長期間きれいな状態を保てます。基本的に再充填の手間もかかりません。
●応援スティックDX


スポーツ観戦などで、両手に持って音を鳴らして使用したり、店内POPなどの販促品として使用したり、幅広い用途で活用されています。
日本製の丈夫な生地や、印刷のクオリティの高さが好評のフィルムバルーンです。
高品質で大ロットにも対応した応援スティックDXの詳細はこちら
●マグパンチ


軽量で、底部にマグネットの重りを内蔵した「起き上がりこぼし」タイプのフィルムバルーンです。
卓上での使用はもちろん、磁力で固定できるため、鉄製の柱や棚にも簡単に設置できます。レジ横や商談テーブルなど、あと一押しアピールしたいシーンに最適なバルーンです。
高いオリジナリティを実現できるフィルムバルーン
既製品への印刷では表現できないオリジナリティをお求めの場合、「セミオーダー」や「フルオーダー」のバルーン製作にも対応いたします。それぞれの特徴は以下の通りです。
【セミオーダー】
これまでの製作実績で培った100種類以上の金型から、ご希望のデザインや形状に近いものを選んで、オリジナル印刷を施します。
既存の金型を活用するため、新たな金型製作は不要です。そのため金型代がかからず、コストを抑えながらオリジナリティの高いフィルムバルーンを製作できます。



【フルオーダー】
金型から新たに製作するため、ご希望通りの形状でフィルムバルーンを作ることが可能です。セミオーダーに比べて金型代が発生するためコストは高くなりますが、他にはない完全オリジナルのデザインを実現できます。
また、弊社では複雑な形状のフィルムバルーン製作も得意としております。他社で難しいとされた場合でも、ご遠慮なくご相談ください。


フィルムバルーンへ印刷するときの注文方法と納期の目安
既製品のフィルムバルーンへ印刷する際の基本的な注文方法をご説明します。
フィルムバルーンのセミオーダーやフルオーダーの注文方法はこちらからご確認いただけます。
| 1 | 製品・サイズ・カラーの選択 | 既製品からお選びいただき、お問い合わせください。 |
|---|---|---|
| 2 | 打ち合わせ・見積もり | 印刷内容など詳細についての確認後、見積もりを作成いたします。 |
| 3 | 仕様決定 | 印刷内容・デザイン・サイズなどを確定します。 |
| 4 | データ入稿・発注 | 印刷データをご入稿いただき、正式発注となります。 |
| 5 | 製造・納品 | 製造後に納品いたします。 |
弊社でフィルムバルーンの製作をご注文いただいた方は、「3Dバルーンシミュレーター(R)」をご利用いただけます。
本シミュレーターでは、フィルムバルーン特有のシワ感まで再現しており、実際の仕上がりに近いイメージをご確認いただくことが可能です。ご利用の際は、ご入稿いただいたデータをもとに弊社担当者がシミュレーションを行い、完成イメージをお客様へお送りします。デザインの検討やプレゼン用途としてぜひご活用ください。

続いて、納期の目安をご案内します。納期は印刷方法や製作数によって異なるため、詳細は別途お問い合わせください。

フィルムバルーンの印刷に関するよくある質問
フィルムバルーンの印刷でよくある質問についてご紹介します。
・データ作成はどのようにすればよいですか?
⇒Adobe Illustrator(AI形式)のテンプレートをご提供しますので、そちらに沿ったデザインデータの作成をお願いいたします。また、文字がある場合はアウトライン化し、画像を使用する場合は、原寸サイズで解像度350dpi以上のデータをご用意ください。
・印刷範囲に決まりはありますか?
⇒シルク・インクジェットで既製品に印刷する場合は、周囲に余白が必要です。グラビア・デジタルは、全面への印刷が可能です。
・付属品にはどのようなものがありますか?
⇒スティックやウエイト、ヘリウムガスなどをご用意しております。ほかにバルーン関連の商品が必要な場合は、まずはご相談ください。


豊富な種類に対応したフィルムバルーンへの印刷のご依頼はこちら
エスエージーバルーンズでは、豊富な既製品に加え、既存の金型を活用したセミオーダーや形状から製作するフルオーダーまで、ご要望に合わせたバルーン製作に対応しております。

国内製造のため情勢に左右されにくく、素材・印刷ともに安定した品質でのご提供が可能です。
データ作成・納期・価格などでご不安な点があっても、バルーン製作における知識が豊富な担当者が丁寧にご案内いたします。初めてのご依頼でも、どうぞお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ窓口】
TEL 03-3624-2641
受付時間 9:00~17:00(平日)
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